リアルタイムで思いだす【ケース3】

私は、東日本大震災が起きたとき仙台に住み、仙台で仕事をしていました。

 

地震が発生した時刻は、仙台市中心部のオフィスビルの中にいて、お客様のところに出かけようとちょうど立ち上がったところでした。
はじめは地震かな?くらいの軽い感じしかしなかったのですが、すぐに揺れは強くなりましたが、その時点では恐怖感すら感じる余裕もなく、とにかくただ事では無いと思うだけでした。

 

揺れが収まると、会社のビルが危険ということで、全員帰宅することになりました。
私の家までは約4kmあり、普段は地下鉄で移動していますが久しぶりに徒歩での帰宅となりました。家までの道のりは、同じように会社から家へ帰る人でいっぱいでしたが、みんな淡々と歩いていました。

 

家(賃貸マンション)に着いたところ、マンションの水道管が損傷しており、私の部屋は天井からの水漏れで水浸しとなっていました。そのため、まずは床においてあるものがこれ以上濡れないよう高い場所に移すことにしましたが、停電しているなか、日が暮れて徐々に周りが暗くなってきており、なんとかしなくてはという焦りが募っていきました。

 

以上が、地震が発生してから3時間後までの私の活動です。