震災のコトを少し思い出してもらいました【ケース2】
私は被災県のうち一県の、比較的内陸の市に住んでいます。
後に東日本大震災と呼ばれる巨大地震が起こったその瞬間、
私は平日の昼間ですが図書館に居ました。
建物の前面がガラス張りになっている図書館ですが、生きている間は空前絶後であろう
揺れに襲われてもヒビとか、破片の雨が降り注ぐとかはありませんでした。
体験したことのない長時間揺れが続く中家に帰ってみると、物の見事に停電していました。
母が携帯電話のワンセグ放送でニュースを見ていました。
朝市で獲れたてのシャケを買ったことのある漁港が、巨大な濁流に飲み込まれる瞬間を
見る羽目になりました。
しかしワンセグというのは凄まじく電池を食う機能であり、
手回しで太陽光でも何か災害時用の充電器は必要だと言う教訓も残してくれました。
携帯電話と言えば、不謹慎かも知れませんがこの件で凄まじく得をしてしまいました。
持っている携帯の電波帯が使えなくなると言うので買い替えをauから求められていたのですが
被災地域の震災対応とか言うので4万5千円の機種がタダで機種変更できてしまったのです。
個人的に一番印象深い事柄がコレというのも、なんだかアレですけどね。